温かい蒸気で目元からじんわり気分リラックスできる、めぐりズム「蒸気でホットアイマスク」。自宅で休憩したいときはもちろん、ちょっとしたスキマ時間でリラックス気分を味わえると評判のアイテムです。
しかし、一部のネット上では「蒸気を目に当てても大丈夫?」「つけたまま寝てもいいの?」「温度が熱い・温まらないときがある」と気になる声も見かけます。実際のところ、どうなのでしょうか?
めぐりズムを効果的に使うための注意点や、オススメの使用シーンを花王の担当者・泉川貴幸さんに伺いました!
花王株式会社 泉川貴幸さん
ーーめぐりズム「蒸気でホットアイマスク」は目に当てても問題ないのでしょうか。
泉川さん(以下、泉川):めぐりズム 「蒸気でホットアイマスク」は、お風呂のお湯に近い約40℃の蒸気浴です。
「蒸気でホットアイマスク」を含め、蒸気が出るタイプのめぐりズムの中には、鉄粉と水分を含んだ発熱体が入っています。
※蒸気は目に見えません
袋を開封すると、発熱体と空気が反応。鉄分が酸化して熱が生じ、その熱と水分が反応して蒸気が発生するんです。心地のよい温度で目と目元を温かく包み込みます。
また、使用前から目の周りに湿疹やかぶれ、傷、赤み、かゆみといった症状がある場合は、症状が悪化する場合があります。目が充血しているときも使用は控えてくださいね。
──温まりづらい、熱すぎると感じる方もいるようですが、なぜでしょうか。
使う環境によっては感じ方が異なる場合もあります。
──使う環境、ですか。
泉川:暑すぎる場所や寒すぎる場所、あとは湿気が多い場所だと「よくない」というよりも感じ方が異なる場合があります。
たとえば、室温が5℃以下になると、発熱体の反応が弱くなってしまいます。
──ネットの口コミを見ていると、寝る前に愛用している方もいますよね。寝ている間など、長時間つけっぱなしなのはよくないですか?
泉川:わかります、僕も夜寝る前などにも「蒸気でホットアイマスク」をつけるとリラックスできます。
マスクをつけたまま寝ていただいても、かまいません。しかし、快適時間の約20分をすぎて温度が下がるとシートが硬く感じることもあります。デリケートな部位に使う商品なので、十分に注意した上で使ってくださいね。
あとは、口元のマスクをつけっぱなしだと気になって眠れない人もいるように、「蒸気でホットアイマスク」をつけっぱなしだと「なんとなく苦しい」「違和感がある」方もいます。