叶(かのう)結びは、ロープの端に固定した輪を作る結び方です。名前の由来は、結び目を表から見ると「口」の形に、裏から見ると「十」の形に見えるからといわれています。また、「願いが叶う」という意味もあり、縁起の良い結び方でもあります。
飾り紐として使われる叶結びには、いくつか種類があります。ボトル飾りやアクセサリーに使われる一つ輪、二重叶結びとも呼ばれるリボン型の二つ輪、三つ葉が可愛い三つ輪、蝶々型の四つ輪など。ご祝儀袋やお守りなど、様々なシーンで親しまれている結び方です。
まず、ロープでループを作ります。
この時、元の方に2つの曲りを作りましょう。
先端を上にある曲りの下へ通します。
下にある曲りの上を通過させましょう。
さらに、曲りの下に通します。
そのまま、元の下をくぐらせましょう。
元の上を通します。
ループの上から通します。
結び目を締めながら、形を整えて…完成です! 見た目もきれいな叶結びができました。
お守り袋の紐の結びとしても利用される叶結び。みなさんもぜひご活用ください。