ひばり結びは、輪にしたロープでモノを固定する結び方。木の枝などに、モノを吊るしたい時などに利用できます。薪などを束ねて、一度に運ぶときにも便利です。
ひばり結びの別名は「Cow hitch」。その通り、牛の鼻輪に使われていた結び方でもあります。携帯電話(ガラケー)のストラップをつけるときの結び方としても知られています。
ひばり結びの構造は非常に単純ですが、まるで知恵の輪のようにしっかりと引っ掛かる結び方です。
ただし、巻き結びに比べると摩擦が少なく、ほどけやすいため、両方の端に荷重がかかるように工夫して使うなどの必要があります。
まず、「テグス結び」(ロープの端どうしを、それぞれ反対向きの止め結びで結び合わせたもの)で1本のロープを輪にしたものを用意しましょう。
広げた輪の上に薪などのモノをのせます。
結び目のない方のループを、結び目のある方のループに通しましょう。
結び目のない方のループを上に引っ張り、結び目を締めて…
完成です!シンプルで簡単なひばり結びができました。
【CAINZ DASH】TRUSCO ビニロンロープ 3つ打 線径12mmX長さ20m
【CAINZ DASH】TRUSCO ビニロンロープ 3つ打 線径9mmX長さ30m
束ねたモノが重いほど、結び目がさらに締まるひばり結び。みなさんもぜひご活用くださいね。