洗濯物が乾きにくい季節がやってきますね。部屋干しの中でも特に乾きにくいズボン類はどのように干していますか?
実は洗濯物の厄介者であるズボンは、天気が良い屋外でも、しっかり室内干しで乾燥機をあてて乾かしていても、内側が濡れたままになった経験があるのではないでしょうか。そんなズボンの干し方の悩みをスッキリ解決させるために取り入れてみたのが、カインズの「広げて干せるズボンハンガー」。
このズボンハンガーを使うと、乾きづらいズボン類はもちろん、子どものプールに使用する巻きタオルなどもスッキリ乾かせます。
我が家でも部屋干しのときはもちろん、屋外に干している日にも、日照時間が足りずにズボンが半乾きになった経験が多くて2日以上干しっぱなしにしておくこともよくあります。
両肩を引っ掛けて干せるシャツ類と違って、衣類用のランドリーハンガーに掛けづらい形のズボン。
一般的なズボンの干し方として、竿に垂らしたりハンガーに折り畳んで掛けたりしている人も多いのではないでしょうか。この干し方をすると、内側の竿やハンガーに触れている部分が影になって蒸れるし、重なっている部分が空気に触れず結果的に半乾きになってしまう結果になります。また、ポケットや縫い目が重なっている裏生地が濡れたままになってしまう場合も。
ハンガーや竿に掛けた内側が乾きにくい
ポケット、縫い目、ウエスト部分が濡れたままになっている失敗も何度も経験
ズボンの効果的な干し方として、ピンチハンガーに4点を留めて内側に空洞を作って干す方法もありますが、この方法はズボン1点のみで干した場合には片方に重心が傾いてバランスが悪いので複数を同時に干す必要があるほか、複数を一度に干すとズボン同士の間隔が狭くなって結果的に乾きにくくなってしまうという弱点も。
ピンチハンガーは複数のズボンを干すときには有効
そんな「ズボンの乾きづらい問題」を解決してくれるのがカインズの「広げて干せるズボンハンガー」。オフホワイトのシンプルな見た目のズボン専用ハンガーで、ズボン1点を乾きやすい形で干せるようになります。
つまみやすいけど洗濯物は落としにくいちょうど良い硬さ
4つ付いているピンチの挟む力はしっかりめだから、分厚いデニムから薄手のスラックスまでしっかり挟んで固定してくれる安心感あり。
竿に干すための引っ掛けのフックは360度横回転するので、洗濯竿に掛けながら向きを変えられて作業がスムーズ。
使用しないときには、フックとピンチ部分をペタンとコンパクトに畳めるので、収納時にはスリムです。
4つのピンチはスライドさせられるので、ウエストの小さな子ども用ズボンにも対応可能。このハンガーをそろえていれば、家族全員のズボンを乾かせます。
カインズの広げて干せるズボンハンガーの使い方はとっても簡単。ズボンのウエスト部分を4カ所ピンチで留めるだけです。
こうすれば自然とズボンの内側に空洞が生まれて空気の通り道ができます。これだけでも十分乾きやすくなっているのですが、さらに効果を高める干し方のコツも4つご紹介します。
洗濯物には「上から下に向かって乾いていく」という特性があります。そのため、生地が厚くて縫い目が多いウエストを上にすれば、重力によって水分が下に向かって移動する現象を利用して上から下へと乾きやすくなるのです。
特にデニム生地は裏地が厚くて半乾きになりやすいので、裏返すことでその問題が軽減。また、半乾きの常習犯ともいえるズボンポケットも空気に触れやすくなり乾きが早くなります。
部屋干しの際は、サーキュレーターで風をあてればより早く乾燥させられます。サーキュレーターを持っていない場合でも、扇風機やエアコンの前に洗濯物を干すことでも代用可能。
せっかくズボンハンガーに掛けて内側の風通りを良くしていても、となり合う洗濯物が触れていればその箇所だけ乾かなくなります。しっかり間隔を開けて干すのもポイントです。
ここまで紹介してきたズボンの干し方を活用すると、学校の水泳の授業で使用する巻きタオルの乾燥も早く乾かせられます。時間割によって、翌日に必要になったりして困るんですよね……。夜のうちに乾燥させないといけないので間に合わなくてドライヤーで慌てて乾かした経験もあります。
そこで、このズボンハンガーをズボンを干す際と同様に、巻きタオルのゴム部分を4カ所ピンチで挟めば風の通り道ができるので、そのまま干すよりも断然乾燥時間を短縮できました。
プール用巻きタオルの他にも、トートバッグやキッチンのフリーザーバッグなど、色々な活用ができそうです。
カインズのズボンハンガーを使ってズボンが早く乾かせるようになったので、洗濯物のストレスがまた1つ減りました。湿気が多くカビも生えやすい季節にもこの方法でスッキリとズボンを乾燥させてファッションもおうち時間も充実させたいですね。