ポトスについて

ポトスの育て方とは? ポトスについて

オーソドックスで飽きのこないその姿は、観葉植物の定番として長く親しまれています。別名で「黄金葛(オウゴンカズラ)」とも呼ばれ、花言葉は「永遠の富」「華やかな明るさ」です。

ポトスを育てる際に必要な物

ポトスの育て方

それでは、実際にポトスを育てる方法について解説していきます。

ポトスのフラワーカレンダー

ポトスの育て方とは? ポトスのフラワーカレンダー

植え付けや植え替えは、5月中旬〜8月に行います。

ポトスを育てる場所の選び方

ポトスの育て方とは? ポトスを育てる場所の選び方1

年間を通して室内の明るい場所に置きますが、夏の直射日光は避けるようにします。

ポトスの育て方とは? ポトスを育てる場所の選び方2

耐陰性に優れているので日陰でも育ちますが、日光に当てたほうが葉の模様も鮮明になり、丈夫な株に育ちます。

ポトスの水やりのコツ

ポトスの育て方とは? ポトスの水やりのコツ1

春から秋の生育期は、鉢土の表面が乾いてきたらたっぷり水を与えます。

ポトスの育て方とは? ポトスの水やりのコツ2

冬は生育が鈍るので、土の表面が乾いて数日してから水をやります。

ポトスの育て方とは? ポトスの水やりのコツ3

冬に水を与えすぎると、根が痛む原因になるので注意が必要です。

ポトスに適した土の種類

ポトスの育て方とは? ポトスに適した土の種類

ポトスを育てるには、水はけのよい土が適しています。赤玉土・腐葉土・川砂を6:3:1の割合で混ぜた土か、市販の観葉植物の土を使いましょう。

ポトスへの肥料の与え方

ポトスの育て方とは? ポトスへの肥料の与え方

春から秋の生育期に、緩効性の化成肥料を2ヶ月に1回与えます。または、液体肥料を10日に1回与えるのも良い方法です。

ポトスを育てる際に知っておきたいポイント

ポトスの育て方とは? ポトスを育てる際に知っておきたいポイント

ポトスを育てるときのポイントとしては、まず水やりについて、春から秋にたっぷり、そして冬は控えめにします。さらに高温多湿の環境を好むことや、真夏は葉焼けしてしまうので、直射日光を避けることも押さえておきましょう。基本的に、冬は肥料を与えなくてもかまいません。

ポトスの育て方について知っておきたいQ&A

Q.ポトスを育てる際に気を付けるべき害虫などはありますか?

A.カイガラムシ、ハダニなどが年間を通して発生することがあります。カイガラムシは薬剤の効果が出にくいので、擦り落として駆除しましょう。ハダニが発生したら、殺ダニ剤を用いて駆除します。いずれも空気が乾燥すると発生しやすくなるので、葉っぱの表裏両方に水を与えるのが予防のコツです。

Q.ポトスの種類はどのくらいありますか?

A.ポトスの品種は多く、一説には約50種類あるともいわれます。そのうち手に入りやすいのは5つほどで、ゴールデンポトス・ライムポトス、パーフェクトグリーン、ポトスエンジョイ、マーブルクイーンなどをお花屋さんでよく見かけます。

Q.ポトスは花が咲かないのですか?

A.観葉植物として用いられるので、あまり花は期待できませんが、まれに咲かせることもあります。ただし、10年に1度咲くかどうかで、生産農家であっても滅多に見られないほど珍しいようです。

まとめ

ポトスは葉っぱが艶やかで色合いも鮮やか。さらに室内の弱い光の下でもよく育つこともあり、古くから人気のある観葉植物です。水はけの良い土で適度に日光に当てながら育てましょう。

ポトスの育て方を動画で見る

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