オフィスで過ごす時間が長いからこそ、心地よい空間づくりは大切ですよね。「シンプルすぎるデスク周りをなんとかしたい」「センスよく植物を飾りたい」と感じている方もいるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、観葉植物です。置くだけで空間に彩りを添え、リラックス効果に加えて集中力の向上にも役立ちます。
本記事では、オフィスにぴったりな観葉植物の種類と、センスよく飾るためのポイントを紹介します。初心者でも手軽に取り入れられるヒントが満載なので、ぜひ参考にしてみてください。
「仕事に集中できる環境を整えたい」「ちょっとした変化が欲しい」。そんなときこそ、植物の力を借りてみましょう。観葉植物には、見た目の癒しだけでなく、さまざまな効果があります。
ただ配置するだけでなく、飾り方や育て方に、ちょっとした“遊び心”を加えることで、グリーンがもっと会話のきっかけになったり、愛着が湧いたりします。
以下に、実用性のあるおすすめの観葉植物をいくつかご紹介します。
デスク周りに観葉植物を置くと、視界に緑が入ることで自然とリラックスでき、集中力の維持にもつながります。小型で育てやすい種類が多く、省スペースでも気軽に取り入れられるのも魅力。ちょっとした水やりや葉の手入れが気分転換にもなり、植物の成長を感じることで仕事へのモチベーションも高まりますね。
乾燥や暗さにも強いサンスベリア・ハニーは、水やりの頻度も少なくて済むため、忙しいオフィスワーカーにもぴったりです。スッと立ち上がるスマートな葉姿は、デスクの景観を引き締め、仕事に集中しやすい環境をつくってくれます。
テーブルヤシは、柔らかく繊細な葉が特徴で、デスク周りに優しい印象を与えてくれる観葉植物です。耐陰性が高く、蛍光灯の明かりでも育つため、日当たりの悪いオフィスでも安心。空気中の湿度を保つ力もあり、乾燥対策にも効果的です。コンパクトで省スペースに収まり、ナチュラルな癒しを日常に取り入れられるのが大きな魅力です。
エアプランツは土を使わずに育てられるため、デスクを汚さず清潔に保てるのが魅力。軽くてコンパクトなので、卓上の空きスペースや小物と組み合わせて飾るのにもぴったりです。空中の水分を吸収して生きるため、週に1〜2回の霧吹きだけでOK。管理が簡単でありながら個性的な姿が多く、遊び心あるインテリアグリーンとして、仕事の合間にちょっとした癒しと話題を提供してくれます。
受付やエントランスに植物を置くことで、空間全体に清潔感や温かみが生まれ、来訪者や社員に好印象を与えることができます。グリーンがあるだけで、企業の印象が柔らかくなり、「丁寧さ」や「ホスピタリティ」を感じさせる演出が可能です。
また、空間に自然の要素を取り入れることでリラックス効果が生まれ、社員にとっても心地よい出勤・帰宅の導線になるでしょう。視覚的なアクセントにもなり、シンプルな内装の中で“魅せる空間”をつくる手助けにもなります。
おしゃれなインテリアにもマッチする、清潔感と存在感を兼ね備えた植物です。
フィカスは存在感のある美しい樹形が特徴で、エントランスに置くことで空間に高級感と落ち着きを演出してくれます。耐陰性があり室内でも育てやすいため、管理の手間が少なく、忙しいオフィスにも最適です。
丸みを帯びた葉は柔らかな印象を与え、来訪者に安心感をもたらします。シンプルな空間でも自然なアクセントとなり、企業のイメージアップにもつながるでしょう。
個性的な葉が印象的で、空間にアクセントを加えてくれます。
モンステラは大きく個性的な葉が特徴で、エントランスに置くことで空間にインパクトと開放感をプラスできます。適度な存在感がありながら、柔らかなフォルムが親しみやすさも演出。耐陰性があり、直射日光が入りにくい場所でも育てやすいのも魅力です。来訪者への印象づけや、企業のセンスをさりげなくアピールしたい場面にもぴったりな観葉植物です。
シャープなフォルムでスタイリッシュなユッカは、空間を引き締めたいときに◎。力強く伸びるシャープな葉とすっきりした樹形が特徴で、エントランスに置くことで洗練された印象と凛とした雰囲気を演出できます。
乾燥や寒さに強く、比較的手間がかからないため、管理しやすいのもメリットです。スタイリッシュな見た目はモダンな空間にもよく合い、来訪者に清潔感や信頼感を与える植物として、オフィスの“顔”にぴったりです。
会議室や休憩スペースに植物を置くことで、緊張感を和らげ、リラックスした雰囲気をつくることができます。特に会議室では、グリーンがあることで発想が広がりやすくなり、建設的な議論やアイデアの創出を促すでしょう。
休憩スペースでは、自然の要素が心身のリフレッシュにつながり、リラックス効果やストレス軽減の効果も期待。無機質になりがちな空間に彩りとやすらぎを与え、社員の働きやすさやコミュニケーションの質向上にも貢献します。
パキラは明るく親しみやすい雰囲気を持ち、エントランスに置くことで来訪者に好印象を与えられる観葉植物です。手のひらのように広がる葉が「歓迎」のイメージを演出し、空間にやさしさと生命力をプラスします。比較的丈夫で育てやすく、日陰にも強いため管理も簡単。シンプルな空間でも映え、企業の第一印象をより魅力的に見せてくれる植物です。
アグラオネマは耐陰性に優れ、蛍光灯の明かりでも育つため、日当たりの少ないオフィスにも最適です。カラフルな葉模様で、空間に彩りと洗練された印象を与えます。
はじめて植物を育てる方や、忙しい方にもおすすめしたい観葉植物です。
ROOM810さん
アグラオネマは、手間がかからず、初心者でも扱いやすい点も魅力です。
シェフレラは丈夫で育てやすく、どんな空間にもなじみやすい万能タイプです。大きく広がる葉が空間にボリューム感を持たせ、エントランスを華やかに演出します。耐陰性があり、低光環境でも育つため、日当たりが少ない場所でも問題なく育ち、手間も少なくて済みます。
シンプルながらも力強いフォルムが、企業の信頼感や安定感を感じさせ、訪れる人々にポジティブな印象を与えることができます。
せっかく植物を置くなら、おしゃれに飾りたいですよね。ポイントを押さえれば、どなたでも簡単にセンスよく飾ることができます!飾るときのポイントは、バランスと配置を意識することが重要です。
植物のサイズは、オフィスの広さやデスクの配置に合わせて選びましょう。大きすぎると圧迫感を与え、小さすぎると存在感が薄れます。例えば、広めのエントランスには大きめのシェフレラやフィカス、デスク周りにはコンパクトなサンスベリアやエアプランツを選ぶと良いです。
植物を同じ高さで並べると、平坦な印象になりがちです。高さを変えたり、植物を床、棚、デスクの上など異なる高さで配置することで、視覚的なアクセントが生まれます。また、小さい植物を並べるだけでなく、大きな植物は床に配置し、少し小さめのものは棚に置くなど、視線の高さを意識すると空間に動きが生まれ、立体感が出ます。
ROOM810さん
植物の高さ関係を考えながら、奥行きを意識すると、より空間にアクセントが生まれます!
鉢のデザインを統一することで、オフィス全体の雰囲気が整います。シンプルな白や黒の鉢を選ぶと、どんな植物にも合わせやすいです。おしゃれな陶器や、透明感のあるガラスの鉢を使うと、洗練された印象になりますよ。また、素材やカラーをオフィスのテイストに合わせるだけで統一感がUPします。
種類をミックスすることで、視覚的に面白いアクセントを加えますが、選び方に注意が必要です。葉の形や色、質感にバリエーションを持たせながら、全体として調和を図りましょう。例えば、シンプルな葉のサンスベリアと、豪華な葉のモンステラを組み合わせると、バランスよく見えます。
ROOM810さん
グリーンの”見せ場”を作るイメージで、一角に複数の植物をまとめて配置するのも効果的ですよ。
植物は光を好むため、自然光が入る場所に置くのが理想的です。しかし、直射日光が強すぎると葉が傷んでしまうため、間接光が当たる位置に置くと、植物も快適に育ちます。もし自然光が少ない場合は、LED植物ライトを活用することで、植物に必要な光を補えます。
働いている方の動線を妨げないよう配置することも大切です。通路や出入口に大きな植物を置くと、視界を遮ったり移動の邪魔になったりするため注意が必要です。壁際やデッドスペースを活用し、自然に視界に入る場所を選ぶと、快適さと癒しの効果が高まります。
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オフィスに観葉植物を導入する際は、日当たりや空調の影響を考慮することが大切です。直射日光や冷暖房の風が直接当たる場所は、葉焼けや乾燥の原因になるので注意しましょう。
選ぶ植物は、耐陰性があり手入れが簡単なものがおすすめです。水やりの頻度や落葉などの管理も想定して、責任の所在やお世話のルールを決めておくとトラブル防止につながります。アレルギーや香りに敏感な人がいる場合は、無香の植物を選ぶ配慮も必要です。
植物の手入れは定期的に行い、枯れた葉や汚れを取り除きましょう。清潔感があると、オフィス全体がより洗練された印象を与えます。植物の配置を少し変えるだけでも、空間の雰囲気がリフレッシュされます。
これらのポイントを意識することで、オフィスの中に自然の美しさを取り入れ、プロフェッショナルで心地よい空間を作り出せるでしょう。
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観葉植物は、ちょっとした一鉢からでも、オフィスの雰囲気を変えてくれます。選び方と飾り方を工夫すれば、センスよく、そして心地よい空間づくりが叶います。まずは、自分のデスクや共有スペースから。あなたのオフィスにも、グリーンの彩りをプラスしてみませんか。
ROOM810さん
オフィスに観葉植物があるだけで、「これなんて名前?」「育て方むずかしい?」といった何気ない会話が生まれやすくなりますよ。部署をまたいだ打ち合わせや、新入社員とのアイスブレイクにも効果的です。