スターチスについて

スターチスの育て方とは? スターチスについて1

切り花やドライフラワーの定番としてよく知られるスターチスは、花のようにカラフルな「がく」が豪華で、たくさんの場所で活躍します。花言葉は「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」です。

スターチスを育てる際に必要な物

スターチスの育て方

では、実際にスターチスの育て方を見ていきましょう。

スターチスのフラワーカレンダー

スターチスの育て方とは? スターチスの育て方1

花が咲くのは5月〜7月頃、植え付け・植え替えは10月頃、肥料をあげるのは3月頃と10月頃です。

スターチスの水やりのコツ

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水をあげすぎると、茎がヒョロヒョロに伸びてしまいます。土がしっかり乾いてから水をあげましょう。

スターチスの育て方とは? スターチスの育て方3

少し乾燥しているかな、と思うくらいがちょうどいい状態です。

スターチスへの肥料の与え方

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肥料を与えすぎると、茎が折れやすくなったり、花がつきにくくなったりします。ですから、あまり与える必要はありません。

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植え付けるときに、あらかじめゆっくり効くタイプの化成肥料をあげましょう。

スターチスの育て方とは? スターチスの育て方6

育っている様子を見ながら、葉に元気がないようなら、3月頃、10月頃に化成肥料を与えます。

スターチスを育てる場所の選び方

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日当たりの良い場所で育てます。

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冬の霜には弱いのですが、15℃以下に30日程度置かないと花が咲きません。そのため、暖房が効く部屋に置くのは避けましょう。

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外植えや外置きの場合、雨に当たりすぎると湿気で腐ってしまうので気をつけましょう。

スターチスを育てる際に知っておきたいポイント

スターチスの育て方とは? スターチスを育てる際に知っておきたいポイント

スターチスを育てる際は、花が倒れないように支柱を立てることがポイントです。また、枯れた葉は、その都度取り除き、切り花にするときは、長持ちさせるため、花が満開になってから刈り取るようにしましょう。

スターチスの育て方について知っておきたいQ&A

Q.スターチスを育てる際に、気を付けるべき病気や害虫などはありますか?

A.スターチスは、立枯病とアブラムシに注意が必要です。立枯病は多湿・根詰まり・肥料切れなどで下の方にある葉が枯れると発生しやすくなります。水はけと風通しを良くし、枯れた葉はすぐに取り除きましょう。

アブラムシも風通しを良くすることで防げます。もし見つけたら、即座に駆除するか、牛乳:水=1:1の割合で混ぜた液をかけて、拭き取りましょう。

Q.スターチスの増やし方を教えてください。

A.スターチスは一般的に種まきで増やします。用土は赤玉土で、発芽するまでは乾かさないように気をつけましょう。

Q.スターチスの原産地はどこですか?

A.スターチスの原産地は地中海沿岸地方を中心とするヨーロッパで、日本へと伝わったのは明治時代以降です。特に、種が渡ってきたのは1910〜20年代と、他の洋花と比べて遅かったようです。

まとめ

青・紫・ピンクなどの鮮やかな「がく」と小さな白い花が可愛いスターチスは、部屋にあるとぱっと空間が華やぎます。自分で育てたドライフラワーも素敵ですよ。

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